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map plotter


point value :
n,z,x,y


上のプロットデータをRで取り込んで内挿格子データを出力する「press.R」
library(gstat)
d <- read.csv("press.csv")
dd <- d[c(3,4,2)]
coordinates(dd) <- ~ x+y
bubble(dd, zcol='z', fill=FALSE, do.sqrt=FALSE, maxsize=2)
x.range <- as.integer(range(dd@coords[,1]))
y.range <- as.integer(range(dd@coords[,2]))

grd <- expand.grid(x=seq(from=0, to=600, by=10), y=seq(from=0, to=580, by=10) )
coordinates(grd) <- ~ x+y
gridded(grd) <- TRUE

## plot(grd, cex=0.5)
## points(dd, pch=1, col='red', cex=0.7)
g <- gstat(id="press", formula=z ~ 1, data=dd)
plot(variogram(g, map=TRUE, cutoff=400, width=20), threshold=10)
v <- variogram(g, alpha=c(0,45,90,135))
v.fit <- fit.variogram(v, model=vgm(model='Lin' , anis=c(0, 0.5)))
plot(v, model=v.fit, as.table=TRUE)
g <- gstat(g, id="press", model=v.fit )
p <- predict(g, model=v.fit, newdata=grd)
pts <- list("sp.points", dd, pch = 4, col = "black", cex=0.5)
spplot(p, zcol="press.pred", col.regions=terrain.colors(20), cuts=19, sp.layout=list(pts), contour=TRUE, labels=FALSE, pretty=TRUE, col='brown', main='OK Prediction')

n <- 1
for(i in 1:59){
 cat("[")
 for(j in 1:61){
  cat(p@data$press.pred[n],",",sep="")
  n <- n + 1
 }
 cat("],")
}

ImageMagick:CUIで使える画像ソフト

ImageMagickは100種類以上の画像ファイルフォーマットに対応している、比較的新しいフリーソフトで、コマンドラインで利用できる。(他プログラムから呼び出しもできる)

多彩なフォーマット相互の変換や、合成、座標変換などが主な用途で、UNIXもWindowsもmacOSも対応。
(macの場合はmacPortで「sudo port install ImageMagick」で可能)

複雑なコマンドは一覧表がないとさすがに難しい。


天気と気象:衛星画像と地上天気図を重ねてみたでは、衛星画像を切り取る作業を紹介している。


  • display : 画像の表示
  • identify : 画像の情報を表示
  • composite : 画像の重ね合わせ 3次元的重ね合わせもできる(これはすごい)
  • convert : 画像を操作
    • convert foo.png bar.jpg : フォーマットをかえる
    • convert -geometry 1024x768 foo.png bar.png : 大きさをかえる
    • convert -colors 14 foo.png splash.xpm : 色数を変える
    • convert -stroke red -strokewidth 5 -draw 'line 1,100,100,100' foo.png bar.png : 直線を引く
    • convert +profile "*" foo.png bar.png : プロファイル削除
    • convert -append fooU.png fooD.png bar.png : fooU.png と fooD.png を縦に繋ぐ
    • convert +append fooR.png fooL.png bar.png : fooR.png と fooL.png を横に繋ぐ
    • convert -colorspace gray color.png gray.png : グレースケールに変換
    • convert -crop 100x200 foo.png bar.png : 100x200 のサイズに分割。分割後は bar-NN.png となる。
    • convert -crop 100x200+0+0 foo.png bar.png : 100x200 のサイズを切り出す。任意の位置を切り出すには offset で調整する。
    • convert -chop 100x200 foo.png bar.png : 左から 100 dot、上から 200 dot 削除 (右下が残る)
      逆に左上を (100x200) 残したい場合は convert -chop 10000x10000+100+200 のように、オフセットとして指定して、実サイズより大きいサイズで削除すればよい。但し、オフセット値が 0 のときは convert -chop 0x10000+0+100 のように指定のこと。
    • convert -shave 100x200 foo.png bar.png : 左右から 100 dot づつ、上下から 200 dot づつ削除
    • convert -quality 75 foo.jpg bar.jpg : JPEG/MIFF/PNG の圧縮率を設定
    • convert -composite foo.png bar.png res.png : foo.png と bar.png を合成
    • convert -transparent "#ffffff" foo.png bar.png : 指定したカラーを透過色に (透過色を扱えないフォーマットでは使えないと思う)
    • convert -sepia-tone 75% foo.png bar.png : セピア効果 (-sepia-tone threshold となっているが threshold ってのは X% ということらしい)

電子新聞に関する、2009年末のスナップショット

よりによって日経のグループ会社、日経BPのサイトに、切り込み隊長の長文記事が出ている。部外者とは思えないほど、新聞業界の実情を把握している。そして、結論はネット展開を中止すべきだということ。その通りだと思う。
日経BP:新聞のネット進出が苦戦続きなのはなぜか

管理人は電子新聞をけっこう真剣に考えているのだが、それでも、現時点でのベスト戦略は似ている。
  • プリントの新聞社は即座にニュース提供をやめるべきだ。無料読者はお客ではない。既存読者に申し訳ない
  • プリントとネットの双方に情報提供している通信社・情報会社と再交渉するべきだ。ユニーク読者という概念で、プリントとネットで同一価格を要求すべきだ
  • 購読者だけを対象に、紙の補完メディアとしてネットを活用すべきだ。地元の新聞社が行うことを期待されているサービスは膨大にある
  • コンテンツとシステムは分離できないから、絶対に外注しない。小さく試行的に始めて、永遠にベータ版であることを忘れない。10年使う新聞製作システムではない
  • ネットでは免責されるような法律を停止するようにロビー活動する。もう優遇する時代は終わった

Yahooの社長が「我々の強みはコンテンツを作らないことだ」と言ったことを思い出さなければならない。バカにされているのだ。米Yahooのように自らコンテンツを作ることになるのだから、それは早ければ早いほどいい。ネット企業の発展を妨害する必要はないが、著作権や取材慣行、法務リスクなどを早めに引き受けてもらわなければならない。

電通がエリアターゲット広告会社を設立

電通が1月5日付で地域限定広告を配信する新会社「あどえりあ」をネット配信事業のジェイ・キャストとの共同出資で設立する。電通は66.6%出資。
IPアドレスと住所を結びつけたデータベースを使い、ユーザーの位置に相応しいコンテンツを送り出す仕組みで、J-Castが特許を持っている。出願は1998年6月26日(あと8年ほど残っている)。(GPSを使うリアルタイム情報ではなく、各社のIPアドレス割り当て台帳による照会なので見当外れのこともある。携帯は全部gatewayのある東京か大阪になってしまう)
この特許を使ってデータベースを管理している会社としてはサイバーエリアリサーチ株式会社(静岡県三島市)が最大手。APIサービスも十分安価に提供しており、店舗が複数ある飲食店などのサイトで最も近い店舗の情報を自動で表示するサービスなどに応用されている。
(あどえありは独占提供を受けると発表しているが、この会社はどうなるのだろう?)
Asahi.comのトップメニューに名古屋周辺の記事が目立つのもこの技術を使っているのかもしれない。あるいは、地域別にサーバーを割り当てているだけかもしれない。(あるいは気のせいかもしれない)

日経の記事は「媒体としては地方紙、地方テレビ局を想定している」と書いているが、この技術が生きるのは全国紙やYahooなどの一般媒体だと思う。
新聞の折り込みチラシは印刷費と配達委託費で1枚10円以上する。地域ターゲット広告はそれだけ払うことにクライアントの同意が得られているのだ。この水準が維持できれば、フリーの新聞サイトも維持可能かもしれない。地方メディアはIPアドレスではない読者情報を管理して「推定ではない位置情報」を保持できなければ、このサービスに席巻されてしまうだろう。ただ、1000円単位の広告営業をどこまで自動化できるか、結局、新聞の販売店網に類する代理店網を築けるかどうかにかかっている。(コンビニで申し込めるようになったりして)


検索して分かったが、「あどえりあ」は大広(現博報堂DY)の機関誌だったということを加藤秀俊(メディア論の大家、「孤独な群衆」訳者)のサイトで知った。80歳を越えて、著作を全部ネットで公開してしまう大人物だ。その寄稿「視聴率の魔術」は、50年前の視聴率の登場が歴史のエピソードとして読める。

機内新聞サービスが中止

1)機内新聞サービスが年明け中止
ANAは年内、JALは1月4日からエコノミー席の新聞サービスを廃止する。JALは経営危機の影響が大きいが、ANAはパソコン用電源サービスに置き換えるという位置付け。
国内航空旅客は1日平均30万人、10人に3人のサービスとしても(東京新聞による)9万部程度が減ることになる。

2)もう新聞じゃないNYTimes
コペンハーゲンの地球温暖化会議で、NYTimesがHD画像の現場レポート。ニューヨークの記者と現場を中継で繋いでいる。最新の機材を使っているからテレビほどではないだろうが、もはやテレビもラジオも関係がない。マルチメディア取材とはそういうものだ。しかも、滑舌を含めて、上手くなってきている。
配信も自社設備とYouTubeのハイブリッド運用。


3)来年は電子新聞元年
ブログ「新聞恐竜」によると、2009年にアメリカでは日刊週刊142紙が廃刊になり、9万人以上が失業した。2010年の日本でも、緩やかな人員削減と、ライバル同士の印刷配送委託などのリストラが続くだろう。
かつての人気企業、新日鐵は「鉄冷え」が始まる遙か前から、応募学生のレベルが下がり始めたそうだ。この業界が罪作りなのは、こんなに見通しが厳しいのにそこそこ優秀な学生を採用できてしまうところだ。
北日本新聞に続き、春には日経新聞が電子版を創刊。1月にCEATECでは電子ペーパー端末やタブロイド端末が大量に公開される見込みで、フォーマットや配信インフラを含めた革新が始まる年になる、きっと。

年内の新聞関係はここまで。

Web新聞は2000-3000円

1)Web新聞は2000-3000円
「新聞之新聞」によると、北日本新聞の非購読者の「特別会員」の購読費は月2000-3000円になるらしい。
本当はどうなのか知らないが、新聞販売店が受け取る配達委託費がだいたい月1000円程度と言われているので、実質的にプリント版購読料と同じ水準だが、完全にフルスペックならプリント新聞と同じにするべきだと思う。内部の費用計算は読者に全く関係がないのだから。
1月のクーデター(社長解任劇)はこのような改革を進めるためだったのか、クーデターを正統化するための改革なのか、社内政治学は部外者には分からないが、是非とも成功させてほしいものだ。

2)朝日が販売店契約で新制度
朝日新聞が、新聞社が販売店に払う委託金形式のリベートについて、部数が多いほど基準単価が高くなるような体系にした新契約制度に移行する予定。これによって、専売店の合併を促し、足腰の強化を進めるらしい。
大昔から謂われ続けている、専売店というネットワークの活用は最近進んでいるのだろうか。本とか運んで欲しいものは結構あると思う。販売店の弱化は即座に部数減につながる。毎日の轍を踏まなければいいが。

3)米ABCのギブソン記者が退職
ピータージェニングズの衣鉢を継いでワールドニュースのアンカーを務めてきたチャーリー・ギブソンが18日に最後の出演をした。番組でオバマを含む歴代大統領や著名人が引退を惜しんでいるのだが、ABCがDisneyに買収された関係でミッキーマウスも登場している。本人はどう思っているんだろう。傑作はライバル記者気取りのカーミット。

ABCのビデオはこちら

4)Watch DogとGood Neighbour
デジタル時代になっても全国紙も地方紙も生き残らなければならない。
全国紙は地方にとっても大切 。地方政治の監視(番犬)という意味で、しばしば当事者として係わってしまう場合もある地元の有力紙や、死ぬまで「よき隣人」でいるほかない地元記者にはその動機と力がない。
一方で地方紙は、気づかないうちに、あるいは意図的に、東京視点を前提としている全国紙がうち捨ててしまう「地方の身勝手な要求」を組み上げることができる。21世紀もビジネスと生活は驚くほど地域に根ざしている。
というようなことを、畑仲哲雄「新聞再生」は指摘していた。


5)悪乗り
日本では言論の自由が保障されているが、何を書いてもいいということではない。かつて隆盛を誇ったマガジンハウスの衰退を感じる。(というか、アンアン世代なんだなあ)

英インディペンデントがロシア富豪に身売り?

英インディペンデントが、ロシアのKBG出身富豪アレクサンダー・レデベフと身売り交渉していることを認めた。レデベフは1月に夕刊紙イブニング・スタンダードを買収し、フリーペーパー化したばかり。
インディペンデントといえば、マードックが81年にロンドン・タイムズを買収して、フリート街(イギリスの大手町)からワッピング街に引っ越したことに嫌気がさした人々によって、86年に創刊された高級紙だった(「創刊」という本で有名)。最初は好調だったが、労働党政権下でガーディアンとの高級紙競争しているうちに「あっち」に行ってしまった。(チェチェン人の小学校占拠事件をトップ記事にしなかった唯一の新聞らしい)
ガーディアンとデザイン競争に突入し、タブロイド版を始めるなど、かっこいい新聞だったのだが、この先どうなるのだろうか。

続き:英仏でロシア富豪が新聞買収 インディペンデントが身売り

一覧性に富むTimes Skimmer

1)TimesSkimmerが登場
NYTimesの実験サイト「Times Skimmer」が晴れてトップページに紹介されている。一覧性に欠けるという課題に応えている。フラッシュ内部にHTMLを取り込んでいるので、アクセスコントロールも簡単にできそうだ。


2)ソニーの電子ペーパー端末にトリビューンも参加
ニューヨークポストのほか、ロサンゼルストリビューンなども参加の見込み。英Financial Timesも。日本の出版社とも交渉入りという報道もある。日本語や中国語のフォントは何種類くらい登載しているのか、気になる。

3)Huffington Postは12-16億円黒字
900万ユニークユーザーを集めるようになったHuffington Postは今年も黒字幅を拡大。89人を雇用しているそうだ。

4)フランスでグーグルの書籍電子化差し止め
パリ大審裁判所が、仏大手出版社の同意を得ずに同社の書籍を大量に電子化したのは著作権侵害だとして、グーグル社に電子化の差し止めと、30万ユーロの損害賠償支払いを命じる判決を言い渡した。
公開汎用文化の中で育ったHTMLと、図書館の本では理屈が違いすぎる。当然だ。

5)タブレット端末が続々登場
NTTに続いて、ビッグローブもタブレット端末を公開、モニター試験を開始する。台湾Camangi製7インチタッチパネル(39800円で市販も)。OSはandroid1.5でフラッシュ未対応。800×480ドット、CPUはMarvell PXA303(624MHz)で、アニメーション的な処理は難しいだろう。NECが高機能版を2010年内には発表の予定。そのころにはFlashも対応しているだろう。

iPhotoの自動起動を止める

 【OS10.6】アプリケーションの「イメージキャプチャ」で、左ペインのiPhone/uPod touchのアイコンを選び、左下の「接続時に開くアプリケーション」を「割り当てなし」にする。

共同通信、毎日再加盟で幹部処分

1)共同通信、毎日再加盟で幹部処分
毎日新聞の共同再加盟問題で、共同通信社が石川社長と古賀尚文常務理事の50%報酬減額3カ月など、極めて厳しい処分を発表した。
 加盟社の反発を予想できなかったのは、社団法人の構成原理についての認識が共同内部で希薄になっているからだ。消費者運動から生まれた生協が、組織が巨大になるにつれて一般スーパーのように経営されるようになったことに似ている。(熱意はあっても、悪意があるわけではない)

 1952年に全国紙3紙が共同を脱退したのは地方紙潰しだったが、それによって共同通信は「純粋通信社」から「地方紙の東京編集局」に変わった。戦時中に強制された1県1紙制と社団法人という組織形態との組み合わせによって、新規参入の新聞は共同通信から配信を受けられない「分割統治カルテル」になった。共同通信はサービスを売る主体ではなく、負担金で支えられた組合だ。海外ニュース部門に全国紙が契約社として加わっているのも、歴史的な事情があるからにすぎない。外電面はこれまでずっと「どうでもいい面」だった。
 新たな領土でもできない限り、分割統治組合に新組織が加盟できるはずがない。生協が「儲かるから」という理由で値上げできないのと同じだ。「なんのための組織なのか、忘れるな」ということだろう。

 とはいえ、共同通信の構成原理は、これから重大な矛盾に突き当たるだろう。電子新聞が普及すると「分割統治」が無効になるからだ。記事は複製可能だから、負担金の多寡が紙の多寡によって決まる仕組みでは、規模が小さい新聞ほど互助性の恩恵を受ける。10億円負担している会社と1000万円しか負担していない会社が同じ配信を受けることに文句が出なかったのは、地政学的に競争が抑制されてきたからにすぎない。50年前に全国紙が脱退したのは、まさにそういう戦略があったからだ。10年前にも、読売と朝日の海外ニュース契約解除(値下げ要求)という揺さぶりがあった。
 電子新聞になると、共同加盟社間で競争関係が生まれる可能性がある。それを避けるためには、ほぼ一斉に移行しなければならないのだが、足並みは揃えるのは難しいし、企画力とノウハウに欠ける。共同がリードすべき領域は、この分野だった。

2)ソニー端末向けに新聞配信
 ソニーは年内にも米国で電子書籍端末「リーダー」向けに新聞・雑誌コンテンツの配信を始める。News Corp傘下のWSJなど数十紙。米紙ニューヨーク・タイムズや米紙ワシントン・ポストのほか、英紙フィナンシャル・タイムズなどが12月末から来年1月にかけて順次加わる。WSJは月額14.99ドルで、Kindleと同水準。日本でもアメリカでも、プラットフォームを握るためのイニシアチブを新聞協会がとらないのが全く不思議だ。電話と電話機が切りはなされた30年前、どちらの部門に加わるべきだったかを思い出さないと。

iMacのHDを交換した



iMacが不気味な予兆と共に壊れた。

まず、起動しなくなった。セーフモードで(立ち上げ時にシフトを押し続ける)起動後、再起動すると直った。
そのうち、それでも起動しなくなったでの、コマンド+sで起動し、案内されるFSCKを実行すると、ノードが壊れている旨の案内がでる。何度やっても直らない場合
そのハードディスクは壊れている。

HDはシリアルATAの3.5インチ。必要な物はトルクスドライバーという特殊な星形ドライバーでサイズはT8。
開腹手術は 「アスキー:iMacのメモリー/HDD換装」を参考にしたが、ガラスパネルを外すのは掃除機で十分
大須のツクモで7200回転2TBのHDDが13300円なり。吃驚するほど速く立ち上がるようになった。

バックアップはとっておくものだ。1時間で元に戻った。

参照:Mac OS X のキーボードショートカット

ウォールストリートジャーナル日本語版が本格始動

1)WSJ日本語版始動

WSJの記事を翻訳して提供する日本語版が15日にスタート。2年前にNewsCorpに買収されたとき、マードックの無料公開方針に頑なに抵抗したWSJ本家と同様、有料サービスを基本とする(マードックの心変わりもすごいが、彼を蛇蝎のごとく扱ってきた新聞業界の手のひら返しもすごいぜ)。
無料会員登録をすれば、2010年1月から記事へのコメント投稿やメールニュースを受け取れるようになる。一部の記事は無料で、掲載開始1カ月でアーカイブ化され、有料会員のみ閲覧できるようになる。購読料は1カ月1980円、6カ月9960円、1年間1万6560円。

英語版は年間1万円で、毎日200本のうち30本しか翻訳されないが「3年で黒字化したい」らしい。
ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパンは、SBIホールディングスとダウジョーンズの合弁会社で、陳腐なことを偉そうに語ることが得意な北尾代表は、傘下の証券会社などとの相互プロモーションを行う考えらしい。すぐにも口座開設者へのサービスが始まりそうだが、昔の四季報のように証券会社の大口購入に支えられる媒体にはなってほしくない。自立したメディアとして一人立ちできるのか、注目したい。

それにしてもかつては蜜月だった日経とダウジョーンズの関係が気になる。

経済紙の市場はよくわからない。本当のプロはブルームバーグ端末を使うだろうし、経済記者の立石泰則の本だったか、ディーラーは日経朝刊をきのうのこと振り返るために読むそうだ。日経はすでにサラリーマン家庭向け一般紙だと思う。一般紙の商品性は「情報」ではなく「割と上質な暇つぶし」なので、いくらWSJとはいえ、翻訳版に十分な需要があるのだろうか。本家の会員になればすむわけだから。

2)ボーイング787が初飛行、シアトルタイムズ大はしゃぎ

開発に手間取ったボーイングの最新鋭機787(ドリームライナー)が初飛行した。1番機はANAが受け取る。いかにも燃費がよさそうだ。
地元シアトルタイムズ紙がホームページに特筆大書で一部始終を伝えている。マイクロソフトもスターバックスも本社があるだけで、本当に地元に雇用を生んでいるのはボーイングだろうから、はしゃぎっぷりがいかにも地元紙という印象で好ましい。離陸前まえはTwitterで実況中継し、離陸の様子を撮影したビデオをRaw(未編集)と断って大量に掲載。スチール写真のスライドショーには「この写真を購入」ボタンがついていて、20ドルから80ドル(サイズによる)で販売している。



JAL:10年後の新聞社かも

 日刊ゲンダイのJAL現役社員の記事は衝撃的だ。

「給料だって月とスッポン。OBスッチーは年収1000万円以上の高給取りでしたが、私たちは時給1300円の契約社員を終え正社員になっても年収500万円程度。だいたいOBは定年退職後も飛行機にタダで乗れる制度がある
「事務所の廊下の照明は半分が消されて薄暗いし、飛行機は地上待機中は空調を止めるから真夏はサウナ状態。のどがカラカラになりますが、機体重量を減らして燃料代を節約するため、『飲み物は機内に持ち込まず現地調達するように』と言われています」(20代・国内線スッチー)
「ANAスッチーとの差もくっきりです。彼女たちはドイツ製の高級ブランド『リモワ』のスーツケースが支給されていますが、私たちはボロボロの中国製の使い回し。空港では肩身が狭く、すれ違うときは下を向いちゃいます」(30代・国際線スッチー)
「ステイ先のホテルは以前と比べて2ランクダウンしました。でも一番きついのは、経営不振へのお客さまからのおしかりです。コックピット(操縦士)と違って、私たちは頭を下げっぱなしです」(30代・国際線スッチー)

こんな健気な現役を救うためにも、もはや計画倒産しかないだろう。とはいえ、年収が1000万円に戻ることはないし、これまで高いホテルに泊まりすぎた。
新聞社も、当座の赤字回避だけでなく、長期的な収支構造を見越してリストラを進めないと同じ運命が待っているだろう。高資本装備の航空会社ですら年金負担に窮しているのに、人件費負担の多い新聞社に備えはあるのだろうか。

iPhone、iPod touchの壁紙を変更する

iPhoneに壁紙はなく、どちらかと言えば表紙にあたる画像を換える方法。

壁紙は画像ならなんでもいいので、自分で撮影した写真で十分。しかし、世界中の腕に覚えのあるデザイナーが最適なサイズ(320×480)にした作品を公開している。
これで画像をデスクトップに移し、メールに添付して自分に転送。受け取って「返信ボタン」「画像を保存」でiPhoneに画像を保存する。あとは、ホームポジションから「設定」「一般」「壁紙」「保存された写真」で画像を選ぶだけ(トリミングが出来る)。

北日本新聞が1月からウェブ新聞創刊

富山の北日本新聞が2010年1月1日からウェブ新聞を創刊すると発表した。
「紙の新聞を補完する従来のホームページではなく、インターネット上で読者に向けて発刊する新世代の報道媒体」とうたい、情報量を増やし、朝刊配達時より早く掲載すること、紙面未掲載の写真や動画ニュースを含めるという。
一定期間後に会員制に移行し、朝刊購読者にはパスワードを配布、配達区域外の読者にはオンライン購読料を設定する。全国ニュースや生活情報は無料公開を続ける。会員には電子スクラップ機能を提供する。
告知では、あえてウエブ新聞と電子新聞を区別し、電子新聞は紙面をただ画像化しただけのものと位置づけている。

北日本新聞は、読売の押し売り攻勢などで有名な新聞戦争を戦い抜き、最近も「高校必修科目未履修」の特報で新聞協会賞(キャンペーン部門にあらず!)をとった地方紙の星だ。この秋にも夕刊を廃止し、デジタル時代に対応する姿勢をはっきり打ち出している。これらの戦略は15年前から言われてきたことで新味はない。実行することが画期的なのだ。(株価欄は残るのだろうか?)

ただし、「補完ではなく新媒体」という言葉遣いは気になる。「補完」の反対は「代替」だからだ。県外の読者に(プリント版に載っていないものはないという意味で)フルスペックの新聞を届けるつもりなら、代替になるはずだ。そうだとすれば「配達はいらないから、デジタル版だけ見たい」という県内読者が現れてしまう。代替という言葉を使えないのは販売店に配慮しているのだろう。どうしても、販売チャンネルと利害が一致する「代替媒体」を考え出さなければならない。
また、代替媒体となるには、政治経済社会面の重要部分を占める共同通信配信分をWeb(裸のHTML)で使わなければならない。それを共同通信や他の加盟社は許すのだろうか? 例えば、富山出身の金沢大生が、全国ニュースを得る手段として北日本新聞を購読した場合、北国新聞は黙っているのだろうか。

これによって、北日本の記者は正式に録音録画機材でマルチメディア取材を始める「大義」を得た。全国紙では、本流は政治部や経済部で、デジタル班はキワモノ扱いらしい。元時事通信の湯川記者は「強者に挑む場合は戦いのルールを変えろ」で、ネットで取材する情報通信記者がいかに傍流扱いされてきたことを振り返っている。いま、最もリストラ可能で、しかも、潰しが効かないのが政治部記者(経済部もあやしいのだが)だろう。かてて加えて、マルチメディア化の難度が高いのが政治経済分野だ。(Politifactの例を考えると、開拓分野はあるはずなのに)。デジタル分野で初の新聞協会賞をとるのも北日本新聞かもしれない。

北日本といい、紀伊民報といい、「実行すればYahooJapanだってGoogleだって「ぐるなび」だって敵わないのに(反実仮想)」と言われてきたことを実行している。和歌山や富山の人には悪いが、何かが芽吹くのは常に周辺だ。

有料化したNewsday、閲覧者が21%減少

11月から新聞購読者とケーブルテレビ契約者以外に週5ドルの購読料を設定したNewsday.comのユニークユーザーが前月比21%(210万から170万)減少した。ページビューは34%減の月間1860万PV。

データはニールセンによるもので誤差は相当ありそうだが、減少は同紙にとってもaccording to plan。MediaDailyNewsは「減少した広告収入を補うはずの購読収入は発表されていない」と書いているが、影響の計算はもっと複雑だ。
企業グループとしては、月間20ドル払うくらいなら新聞を購読するかもしれないし、ケーブルテレビに入るかもしれないと考えるだろう。なにより、Newsdayのデジタル部門が気にしているのは、新聞購読者とケーブル契約者に配ったIDがどれだけ普及し、それが今後の広告単価にどう影響するかだろう。
IDは少なくとも新聞配達地域や、オプションチャンネルの契約情報が結びつけられているはずだから、それを利用した超ローカル広告や野球大好き人間向け広告などが可能になる。そもそも、有料化によってロングアイランドに縁もゆかりもない人に対して、無駄な広告費を払う可能性がなくなっただけでもメディアの差別化が進んだはずだ。
その複雑な経済事情を聞いてみたい。

最も消極的なデジタル化

若い読者はデジタルに移行している一方、新聞にはもはやデジタル要員を採用する余力がなくなりつつある。事業開拓に前向きだった新聞はデジタル部門に資源を注ぎ込んで力尽き、保守的な新聞はますます殻に閉じこもっている。そんな中、最も原始的な形態の電子新聞が広まりつつある。紙面をそのままデジタル画像化する方式だ。
この10年間でブロードバンドが普及し、パソコンが高速化したため、かつては考えられなかった「紙面をそのまま配信すること」が可能になった。新聞社は、編集した紙面を2値化した巨大な画像を、輪転機のプロッター(プリンター)に送り込んで印刷していたし、提携会社にはPDFファイルで紙面を転送していた。この出力ファイルを、サイズを変更して読者に配信する。


代表例は産経のiPhone版、印刷用紙面のファイルをそのまま(恐らく3段階の解像度を差分ファイルにして)JPEG化して送り届ける。産経はすでにNetViewというパソコン向けシステムを持っていたので、新たなシステム変更はほとんどなかった。最近は、動きのある広告(動画なのかどうか不明)やGPS情報を利用した広告を挟み込んでいるが、新聞制作には全く影響がない。
iPhone用アプリケーションでは、同様の仕組みで、グラビア女優の写真集、漫画などが大量に販売されている(携帯コンテンツで成長したフォーサイドなどが200-400円で写真セット、2MB程度)。また、iTunesの音楽配信の仕組みを使い、オーディオブックも大量に販売されている。オーディオブックとは単行本の(部分)朗読で、自動車通勤をする人などがターゲット。
※フォーサイドは日欧米の電子配信会社と提携し、数十万タイトルの配信権を確保している=ちょっと驚くニュースリリースはここ
また、ウェイズジャパン社はHyperZoomという著作権保護機能付き画像配信システムを開発して、出版物をそのまま電子化し、雑誌オンライン.COM新聞オンライン.COMを開始している。
新聞オンラインは、新聞社から運用から課金までを請け負うサービスで、2009年8月にスタート。小売りも定期購読も可能で、現在地域紙など10紙が参加中。雑誌オンラインは2007年開始で、「Hanako」などの女性雑誌から「大学への数学」「人民中国」「解放教育」までかなり充実している。「日刊ゲンダイ」が雑誌オンラインに所属していることは、オンラインメディアでもはや日刊、週刊などの意味がなくなっていることを如実に表している。雑誌オンラインはiPhoneにも無料ビューアーを出している。

イギリスの地方紙「Irish News」はPDFとFlashを使った閲覧システムを導入している。紙をめくる感じまで再現したフラッシュサイトで、操作性の観点からは気持ち悪いくらい退行的だ。動画はこちら。購読費は年間150ポンドで紙と同じ。
英Tindleグループは年間33ポンドでSouth London Pressを配信。無料のWebサイトも平行運営している。大手のThe Telegraph(週刊)や地方紙Congleton Chronicleは、雑誌オンラインに似た配信サービスExact Editionsを使い、年間25ポンドで配信している。
これらの取り組みについて、EditorsweblogのNestor Bailly記者は「フォーマットとレイアウトを混同している」と批判的だが、Tindleの担当者は「引っ越しで地元を離れた読者で、地元の人と同じ新聞を読みたいという読者はかなり多い」という話を紹介し、フルデジタルへの移行期の取り組みだと見なしているようだ。

これらのサービスが利用される理由は、なによりも「現在の仕事の仕方を変えたくない」という編集側の事情と、オンライン分野に広告費が雪崩をうって移行している広告部門の妥協だと思う。アメリカで起きたことだが、編集側が完全装備のメルチメディアコンテンツに移行すると、動画やメルチメディアに対応できない記者はほとんど一掃され(社員の移行教育が全く機能しない)、新しい人種を採用することになる。Faxさえ珍しかった時代に記者になった経営陣が躊躇するのも無理はない。
しかし、移行に成功しつつある大手メディアは「新聞紙」とは全く異なる話法をマスターした「デジタル新聞」を作るだろう。ただ単にデジタル化しただけでも、日刊と週刊の区別が無意味になってしまうのだから。

AP、ドイツ部門を売却

 1)ガーディアンが100人削減
英ガーディアンが、広告イベント担当、マーケティング担当、Web担当、オーディオ担当など100人程度を削減する計画。年内締め切りの希望退職にすでに68人が応募。グループの従業員数は1700人。

2)AP、ドイツ部門を売却
ドイツの通信社DDP(Deutscher Depeschendienst)が、AP通信のドイツ部門(ドイツやオーストリア、スイス)とAPのドイツ語配信権を数十億円で購入。170人の通信社に、110人のAP記者が加わる事実上の合併で、DPA(Deutsche Presse-Agentur)通信に対抗する。
DPAはベルリンのターゲスシュピーゲル紙などが脱退するなど苦境が続いている。

3)Editor & Publisherが廃刊
125年の歴史がある月刊アメリカ新聞業界誌「Editor & Publisher」が突然廃刊、11日にWebサイトも閉鎖した。編集者や整理記者の必読誌だった。

ハッピーフライト(Happy Flight)を見るための用語集

この映画は、事故(緊急着陸)と、航空会社の撮影協力との組み合わせという意味で画期的。映画で出てくる専門用語は以下の通り。

【パイロット】
タクシー、タクシング=飛行機の地上走行。ジャンボは1分あたり50リットルも燃料を使うらしい。

エルロン(aileron)=主翼にある、左右反対に動く補助翼。機体を傾けるときに使う。

エレベーター=水平尾翼の操縦翼面。機首の上げ下げに使う。

V1=離陸決定速度。これ以前だと緊急停止可能だが、以後はとにかく飛び上がる。機体の重さや標高によって毎回変わる。映画のボーイング747-400の離陸速度は,離陸重量(363t)のときV1=153kt,VR=169kt,V2=181ktとなる(海面上標準大気状態)

VR=ローテーション速度。機首を上げる速度

V2=安全離陸速度。すでに10メートル上がったているはず。JALの辞書がある。

ギア=地上にいるときだけ必要なタイヤ類。最近小松空港でF15がギアを出し忘れて着陸しました。結構あるようで、管制官が目で見て指摘してくれる。空気抵抗が大きいので、減速に使ったわけ。

センターコマンド=自動操縦のボタンがある

 詳しい方からコメント頂きました。ありがとうございました。
非常に細かいことを言うようですが、上記にある「センターコマンド」とは、「自動操縦のボタンがある」という意味ではなくて、三台あるオートパイロットのうちの一つという意味ではなかったでしょうか?
つまり、「プッシュ、センターコマンド」とは三台装備されているオーパイのうちの一つを起動するよーという意味じゃないでしょうか?
確認お願いします。
ちなみに、ディセント後のアプローチでは、アプローチング・ミニマムまでL・C・Rすべてのオーパイを使ったはずです。

You have=機長と副操縦士が操縦桿の受け渡しを明確にするために操縦桿を渡す側はYou have、受け取る側はI haveと意思表示をする。

酸素マスク=操縦が一人になるときにはつける。酸素不足になると、(それに気づくことなく)突然気を失うことがあるから

エマージェンシー(緊急事態)=機体のトラブル、重病人の発生、燃料不足などの際、管制官に宣言すると近隣の空港に優先的に着陸することができる

エーカーズ=ACARS:通信網を介して航空機側から地上へ,または地上から航空機側へ自動的に提供するシステム。

DUE TO AVOIDING CB=積乱雲(Cumulonimbus cloud)を避けるため

空気摩擦=空気の摩擦で、ジェット機の表面温度は外気温度より高くなる。コンコルドは表面温度が100度以上になるので、窓が熱いらしい

クラブとったまま=横風着陸で、蟹(crab)のように、滑走路に対して斜めにしたまま着陸すること。タイヤはまっすぐ向いているから、接地直前に機体を平行にしなければならない。この操作を表すために、一瞬だけラダーを踏むシーンがある。この映画最大の見せ場

リバース=吐くことじゃなくて、エンジンの逆噴射。1982年の日航羽田沖墜落事件で有名になった。「キャプテン、やめてください」

【下手な横風着陸】最後のNice Landing!の意味が分かります


【機内】L1,L2,UR=ドアの位置(Lは左、URは2階席)

【地上】オーバーセール=当日すっぽかす客を見越して座席以上に切符を売ること。あぶれた客は、ビジネス席や、協力金を払って次の便や別会社の便に回される。ANAの規定はここ。回される客は最後の客なので、それを狙ってギリギリにチェックインする人もいるが、失敗すると最低の席しか残っていない。管理人は乗り継ぎ先で経験したことがある。

持ち込み手荷物=12月にサイズ制限が厳格化したばかり=ここ。大きな荷物は預ける必要があるが、重さも制限があり、1キロ超過につき正規料金の1.5%かかる。ビジネスクラスだと9キロ多く持ち込めるため、格安ビジネスのほうがお値打ちになることも。航空会社の重要な収入源。

機材故障、機材繰り=機材繰りは、その便の前段階で使えなくなった「余波」

cross-pickup=荷物の取り違い。同じスーツケースだと気づくと突然恥ずかしくなる。

【管制】リクエストエコー=UNIXのコマンドと同じ。指示を復唱してくださいという意味

34Right=真北から時計回りに340度回った北北西向き滑走路の右側。羽田の場合は海側のC滑走路は34R、16L(陸側はA滑走路で34L、16R、B滑走路は04、22)。ちなみに成田空港も滑走路の方角は同じなので同じ呼び方。

【空港】グルービング=水捌けをよくするため、アスファルトで舗装した滑走路の表面にダイヤモンドカッターでつける切り込み。深さや間隔は規定されている。詳しくはここ

バードストライク=離着陸時に鳥が衝突すること。ほとんど毎日起きている。エンジンは1.8キロの鳥を吸い込んでも推力を維持できるかどうかテストされている。でも、最近、アメリカのハドソン川に滑空して墜ちました(両方のエンジンがストップしたから)。

参考:日本航空航空実用事典
週末の空の旅がもっと楽しくなるブログ
カンパニーに出る用語

素晴らしいHappy Flight

 映画館でも見たのだが、DVDで再び見てしまったHappy Flight。
 グラウンドホステスが機内に足を踏み入れた瞬間のやりとりだけが分からなかった。法的に問題があるのだろうか。

 航空会社関係で面白いビデオ2題。

 1)エアー・ニュージーランドのエマージェンシーデモ
 離陸前の安全案内ビデオ(国内線のみ)。YouTubeで合計数千万アクセスがあった。何度も見てしまうのは、普通ではないビデオだからなのだが、全然気づかなかった。最初と最後の「Kia ora」はニュージーランド英語(Kiwi English)の挨拶でマオリ語。

 種明かしのビデオはこれ

 2)米サウスウエストの機内案内
 「社員第一、顧客第二主義」を唱え、一度もレイオフをしたことがないアメリカの格安航空会社。9.11以降も成長を続け、現在600機体制。Wikipediaによると、ユーモアのある人を採用し、ユーモアのない客には別の航空会社を勧める。CAだけでなく、グラウンドホステスや機内アナウンスも「ふざけている」。
 David HolmesというCAで、やはりYouTubeで有名になり、今年の社長賞社員らしい。日本語のなんちゃってラップと違い、見事に韻を踏んでいるから、英語が分かるとかなり楽しい。


 乗ってみたい航空会社はアメリカのJet Blue。来年あたり、乗る機会があればいいのだけれど。

全国紙と地方紙の戦略分化

 1)全国紙と地方紙の戦略分化
 新聞社の代替戦略で書いたのだが、ナショナル新聞と地方新聞のネット戦略が分かれてきた。ガセネタばかり書く夕刊紙がたまに当たったりすると書く「本紙既報通り」を書きたい。
 ニューヨークタイムズとワシントンポスト紙が、グーグルと共同で、Livinng Storiesという実験サイトを始めた。両社のニュースをテーマごとに時系列でまとめて表示するサイトで、Javascriptを多用したインタラクティブな見せ方を試みている。「将来のニュース」と呼ぶに相応しいと思う。詳しくはメディア・パブ当該記事
 一方、地方紙側のCondé Nast, Hearst, Meredith, News Corp, Time IncなどはアマゾンのKindleに対抗した電子新聞雑誌配信プラットフォームを開発する共通会社の設立で合意した。来年末までに多様な端末で閲覧できる配信システムを開設する計画だ。また、イギリスのメディア会社Tindleは、サイト有料化実験を終了し、傘下の地方紙40紙で有料サイトを開始すると発表した。
 ローカルニュースとローカル広告がドル箱である地方紙と、ナショナルニュースとナショナル広告が強みである全国紙とでは、「距離を超越する」インターネットに対する戦略が根本的に違うはずだ。そして、両方とも成功するかどうか、いまだに分からない。

 2)オンラインメディアの記者採用続く
 アメリカオンラインや米ヤフーが「辞め記者」を大量に採用し、独自コンテンツを制作しているのだが、詳しくは「新生Aolいよいよ始動。新しいマスメディアの形を作れるか」。Yahooはすでに、確実に記事が書けるイベントや会見場には記者を派遣している。なにか「クリームスキミング」のような気がしないでもないのだが。

 3)湯川鶴章記者が時事通信を退職
 著書「ネットは新聞を殺すのか」で新聞業界に衝撃を与えた時事通信編集委員、湯川鶴章氏が退職。会社の勉強会で一度だけ話を聞いたことがある。最近の「次世代マーケティングテクノロジー」ではネット広告の最新事情を紹介していたので、関心はすでに報道から離れてしまったのかもしれない。不愉快な予言者として、頭の固い新聞社が変な圧力をかけた結果でなければいいが。
 アメリカ採用の湯川氏のレポートは素晴らしく最新で、佐々木某氏のようなルサンチマンがなくて清々しいまでに前向きだった。もう少し、新聞生き残りのアイデアを出して貰いたかった。


 4)「ニュース記事は無料」の時代は終わるのか?
 「ネットは新聞を殺すのか」の共著者、歌田明弘氏が「地球村の事件簿」で、オンライン版の方が割高な価格設定をした新聞社を紹介。Newsdayと発想は似ている。マルチメディア込みでオンライン版が割高という価格設定はありだと思う。情報は無料という大発見は、実は無料で提供したからというトートロジーに過ぎなかったかもしれない。とはいえ、この10年でインフラが整ったのだから、よかったのではないか。

アップルが春にもタブレット

 資産運用会社オッペンハイマーのアナリストが10日、「アップルがタブレットPCを来年3、4月にも発売するため、月産100万台ペースで製造準備に入った。2月にもラインが稼働する」というレポートを発表した。タブレットPCは平均1000ドルで、10.1インチのマルチタッチ対応パネルを持ち、高級版には有機ELパネルを使うと噂されている。
 レポートは、iTunesの書籍版にあたる配信プラットフォームについて、アップルは既に出版社と接触をしていて、出版社の取り分を70%(独占権なし)という条件を提示しているという。これは特に太っ腹というわけではない。Ammazonは出版社に50%、新聞社に30%を配分しているが、これは電話代金を肩代わりしているからだ。iTune同様、通信回線は読者が個別に負担する必要がある。アマゾンと異なり、独占権、広告挿入禁止などを条件にしていない。
 問題は、JooJooに比べて2倍の価格。やはり、新聞の年間購読費約5万円程度まで下がらないと、一般に普及することは難しいだろう。
 以下はスポーツイラストレイティッドによるイメージビデオ。このような「未来の雑誌」の実現は、技術的にはもう目前だが、権利関係の処理は全く見当がつかない。

Google ChromeのMacOSX版が登場

http://www.google.com/chrome?platform=mac
ベータ版だが、強烈に速い。Mac版FireFoxがATOKと相性が悪いので、Chromeが安定すれば多くの人が絶対に移るだろう。

CrunchPadはJooJooに。価格は499ドル


開発中止になったCrunchPadの実際の開発会社Fusion Garageが7日、記者会見し、独自に発売するタブレット端末JooJooを公開した。
起動時間は9秒、12.1インチのタッチスクリーンでLinuxベースのOS、ブラウザだけが立ち上がる。4GBのSSDを持ち、Wifiだけで5時間。価格は499ドル、12月11日からthejoojoo.comで受け付ける。
TechCrunchのArringtonの主張と異なり、今年春にはFusion Garageを買収してもらうという約束以外が果たされなかったほか、TechCrunchとは契約関係がないというのがFusionGarageの立場だ。


両社の主張がどうであれ、OpenSourceではないので、管理人の関心は一気になくなった。比較的オープンな姿勢を貫くalways innovatingのTouchBookの方が面白そうだ。
とはいえ、買ってしまいそうなのだけど。

Bloggerのテンプレートの作り方

【Widgetは非常に使い憎いので、ここまで調べて中止した】


Bloggerの主な構成要素はSectionとWidgetからなる。これらはdiv#idで展開される。


Sectionは次のようなタグを持つ。
  • id - 必須
  • class - 一般的な名前 'navbar,' 'header,' 'main,' 'sidebar,' and 'footer。テンプレート変更時に参考にされる
  • maxwidgets - 内蔵できるWidgetの数
  • showaddelement - ('yes' or 'no')
  • growth - ('horizontal' or 'vertical')widgetの並べ方
SectionにはWidgetだけを入れることができる。
Widgetは次のタグを持つ。



  • id - 必須。削除しないと新規登録できない
  • type - 必須。以下参照
  • locked - ('yes' or 'no')ロックされると削除できない
  • title -省略するとList1などと勝手に名前がつけられる
  • pageType - ('all,' 'archive,' 'main,' or 'item') 表示されるページの種類
Widgetのtypeは以下の通り

  • BlogArchive
  • Blog
  • Feed
  • Header
  • HTML
  • SingleImage
  • LinkList
  • List
  • Logo
  • BlogProfile
  • Navbar
  • VideoBar
  • NewsBar
Widgetの中には以下の要素を入れることができる。
1)includableタグ

  • id - 必須
  • var - セクション内のデータの参照
 ウィジットはid='main' が指定された includable セクションが必ず 1 つ必要。id='new' という includable セクションを作成する場合、<b:include name='new' /> を持つメインの includable セクションで参照できる。




2)includeタグ

  • name - 必須。includableのidと一致しなければならない
  • data - そのincludableのvarの値
例:"main" セクションから "i" と呼ばれる投稿が渡され、渡された投稿はインクルードされているセクションで変数 "p" として参照され、タイトルが表示される。

<b:includable id='main'>
<b:loop var='i' values='posts'>
<b:include name='post' data='i'/>
</b:loop>
</b:includable>

<b:includable id='post' var='p'>
Title: <data:p.title/>
</b:includable>

異なる場所で複数回繰り返すコードのセクションがある場合、インクルードを一度書いて、それをb:includable に追加すれば、b:include を使って任意の場所に表示できる。

3)dataタグ
データの中身そのものだが、Widgetの種類によって内容はさまざま



4)loopタグ

<b:loop var='identifier' values='set-of-data'>
</b:loop>

'identifier' の部分には、任意の名前を付けることができる。'identifier' は、ループを通過するたびに、リスト内の新しいアイテムごとに使用される。次のようなコードの場合、それぞれの投稿をループして、ヘッダー タグで囲まれたそれぞれのタイトルを出力します。

<b:loop var='i' values='data:posts'>
<h2><data:i.title/></h2>
</b:loop>

各投稿からタイトルを取得するために、"i" がどのように各投稿の値を順番に取得しているのかに注目してください。

5)If / Elseタグ

<b:if cond='condition'>
[条件が true ならば、コンテンツを表示]
<b:else/>
[条件が false ならば、コンテンツを表示]
</b:if>

常識的。データタグによっては、投稿に関する allowComments のように、それだけで true または false となるものもある。
<b:if cond='data:post.showBacklinks'> 現在の投稿がバックリンクを表示するように設定されている場合は true。
<b:if cond='data:blog.pageType == "item"'> 現在のページがアイテム ページ (投稿ページ) であるなら true。
<b:if cond='data:displayname != "Fred"'> ハンドル ネームが Fred でなければ true。
<b:if cond='data:post.numComments > 1'> 現在の投稿に複数のコメントがあれば true。





制御系タグ
 詳しくはここが詳しい


CrunchPadの開発中止


待ち望んでいたクランチパッド(CrunchPad)の開発プロジェクトが中止された。技術的な理由ではなく、仲間割れで。
Michael Arringtonのブログによると、11月20日に1000台の完成品とともに公開する予定で準備を進めてきたが、17日、開発パートナーのChandra Rathakrishnan(Fusion Garageの社長、インド系シンガポール人)から、「我々はもうプロジェクトで関われない。株主の圧力があり、Fusion Garageから直接販売することにした」というメールが届いた。
株主からは「もし、アリントンがマーケティング担当になり、FusionGarageがCrunchPadのブランド名を使うことを認めてくれれば、アリントンとTechCrunchが価値を増してくれるだろう。名前には拘りはないが」というメールが届いていたという。
期待も大きかった。大手小売店は製造業者にアドバイスし、即金で買い付け、ゼロマージンで売ってくれると言っていた。インテルは技術的な援助だけでなく、格安でAtomを売ってくれる条件を示してくれていた。ところが、ソフトウエア担当のFusion Garage(シンガポール)とその背後の株主が、完成間近になってソフトウエアを取り上げたようだ。
Arringtonは裁判に訴える意向。

ソフトウエアをシンガポールの企業なんかに依頼するからこういうことになる。タブレット端末という発想は、iPhoneが真っ先に普及したアメリカでしか生まれなかったが、有望とみるや、アジアの強欲が大人しくしているはずがない。甘すぎる。


4月時点でプロトタイプがあれだけ動いていたので期待していたが、残念としかいいようがない。