Pages

謎の歌手、Marilou

こんな「愛の讃歌」は初めて聴いた。どうやら、Francophoneはみんな歌えるらしい。


カナダ・ケベックの歌手らしいが、最近は活動していないようだ。
21歳。こんな声は長く続かないのかもしれない。

Tigerファイルとは

TIGER(Topologically Integrated Geographic Encoding and Referencing)とは、米国国勢調査局が採用している地図データフォーマット。これに従ってメンテナンスされているファイルが一般公開されている。
計画停電のグループが簡単には地図化できない日本とは次元が違う。

元々、調査員に割当区画を示す地図として、アメリカ地質調査所(USGS)の協力を得ながら局内で開発された。等高線地図(Topographic map)も含まれている。UPSから半年ごとに配達地図(DSF)を受け取って更新しているが、国勢調査前には全市町村にデータの点検を命じる分散点検をしている。

データ内容は、建物や湖沼、行政単位、国勢調査単位、学校区、郵便番号区分(ただし、アメリカの郵便番号は変動が激しい)など。
2007年にはテキストで、2008年にはshapefileでも公開された。

参考:2010 TIGER/Line® Shapefiles Technical Documentation

大量データの可視化4:国勢調査

米国勢調査結果の公表が各州で進み、データが公開され始めた。visualizing.orgのコンテストでもテーマに選ばれているが、単純にデータを地図で表す直球勝負では入賞すらおぼつかないだろう。

NYTimesで公開された地図も最も単純なコロプレス図(地図塗り分け)だが、全データが調査区(tract、約10万区画)レベルになっている。
やってみれば分かるが、これは驚異的なことだ。なぜなら、

  • 調査区レベルの地図データは全米で数十MBのデータ容量が必要
  • GoogleMapにサンプルコード通りに重ね描きしてもこれほど軽くは動かない

からだ。ファイルの動作から、極めて詳細な区分ファイル(swfかpng?)を自動生成しているようだが、それ以上は秘中の秘だろう。普通のflash制作者には作れないレベルだ。


Matthew Bloch
SHAN CARTER
ALAN McLEAN

NYTimes有料化の意図

 NYT社主のArthur Sulzbergerと社長のJanet Robinsonがニューヨークの催しで有料化戦略を紹介し、「携帯電話やタブレット端末に比重が移りつつあるという未来に賭ける」と語った。課金を避ける試みについては「システムは多孔性で通り抜けることは簡単だが、そんなことをするのは高校生か失業中の人だけだろう」という。


Watch live streaming video from paleycenter at livestream.com
paidContent:Sulzberger: App Sales Prove News Consumers Are Willing To Pay

高校生といったのは、大学生の5人に1人がNYTimesを読んでいるという、類い稀な読者層があるからだ。「HuffingtonPostやUSATodayと部数競争してもしょうがない」と、一緒にしないでくれという姿勢だ。「世界中の大手紙でも、全てがこのモデルを採用できるとは思わない」という。
有料化は印刷版読者の維持も目的としていて、2年以上継続して契約している読者は65万部からここ数年で82万部に増えたという。

NYtimesを解放せよ

28日から有料化するNYTimesが採用したメーター制の穴、広告収入を生むソーシャルメディアからの流入は無料にする戦略に対抗して、早速、TwitterにFree New York Timesというアカウントが登場。記事のリンクを次々と打ち込むことで実質的に「NYタイムズを解放」しようとしている。(しかも、TimesNewsAPIを利用して全自動で投稿しているようだ)

誰かやると思った。

有料化と、ソーシャルメディアの従来の使い方が共存するわけがない。有料化と共存する使い方は、駅売りの週刊誌と同様に、思わせぶりな見出しで誘い込むPRとして以外にないが、新聞が「首相がついに決断、その中身は?」などとつぶやける訳がない。
一方で購読料を取り、一方では無料にすることで、購読料と広告費を両方確保するというメーター方式には、去年流行ったフリーミアムの発想があるが、「無料でも排除しないが、有料だとより便利」ということが成り立つのは、動画サイトのように著しい不便があるなど特殊な場合(つまり、事実上違う商品になる場合)だけだ。

一物一価の法則が成り立つのは、1)買い手は安い方を選ぶ、2)安い方の供給がタイトになる、という経路があるからだが、デジタルコンテンツには2)がほとんど起きない。(ニュースの場合は在庫も効かない)。だから、安い方を撲滅しない限り、価格は維持できない。製造業の人が、新聞がニュースをただで見せていることを狂っていると思うのは当然だ。

Alan Mutterによると、月間20本という無料閲覧上限は動的に変動する仕組みらしい。広告が多い時は緩めに、少ない時は厳しめに設定する作戦だ。とはいえ、この戦略はインテリ読者が多いタイムズだけが採用できるという。


タイムラインの表現方法

タイムラインとは、一般的には時系列表のことで、普通はChronologyといっていたが、映像のノンリニア編集とツイッターのお陰で人口に膾炙した。
最も一般的なタイムラインは、駅の時刻表や新聞のテレビ欄、スケジュール帳だが、最近では事件の時系列表示にインタラクティブなものが多用されるようになった。果たして、これらは便利なのだろうか?

1)Google News Timeline javascriptだろうが関心なし


2)ProPublica timeline  簡潔なJavascriptによる


3)NY Times Flashによる超多機能版


4)Guardian ちょっとやりすぎ(リンクだけのタイムライン)

電子基準点の取得

国土地理院がGPSの電子基準点を公開している。以下はその取得についてで、ftpと固定フォーマットデータの扱いが主題になる。

得られる各ファイルは、以下のような固定フォーマット。あまり細かく分解するより、必要な部分だけ抜き出して、表計算ソフトで再度取り込み、フィルタで分割するのが現実的。
+SITE/INF
ID 000841
RINEX 0841
J_NAME 冷川峠A
E_NAME HIEKAWATOUGE-A
-SITE/INF

+SOLVER/INF
SOFT_NAME Bernese
EPHEMERIS IGS
SOLUTION_ID F3
VERSION 00
EPOCH START=2011/01/01 00:00:00 END=2011/02/26 23:59:59 COUNT=57
COORDINATE ITRF2005
ELLIPSOID GRS-80
-SOLVER/INF

+DATA
*yyyy mm dd HH:MM:SS X (m) Y (m) Z (m) Lat. (deg.) Lon. (deg.) Height (m)
*----+--+--+--------+-----------------+-----------------+-----------------+-----------------+-----------------+-----------------+
2011 01 01 12:00:00 -3.9543053482E+06 3.4289641862E+06 3.6335351025E+06 3.4949756882E+01 1.3906990279E+02 4.1114787065E+02
2011 01 02 12:00:00 -3.9543053588E+06 3.4289641920E+06 3.6335351068E+06 3.4949756853E+01 1.3906990282E+02 4.1116001259E+02
2011 01 03 12:00:00 -3.9543053553E+06 3.4289641899E+06 3.6335351046E+06 3.4949756857E+01 1.3906990281E+02 4.1115545723E+02
2011 01 04 12:00:00 -3.9543053591E+06 3.4289641936E+06 3.6335351070E+06 3.4949756848E+01 1.3906990281E+02 4.1116117212E+02
2011 01 05 12:00:00 -3.9543053589E+06 3.4289641914E+06 3.6335351063E+06 3.4949756851E+01 1.3906990282E+02 4.1115946589E+02
2011 01 06 12:00:00 -3.9543053553E+06 3.4289641898E+06 3.6335351049E+06 3.4949756860E+01 1.3906990281E+02 4.1115557539E+02
2011 01 07 12:00:00 -3.9543053598E+06 3.4289641947E+06 3.6335351075E+06 3.4949756845E+01 1.3906990280E+02 4.1116248271E+02
2011 01 08 12:00:00 -3.9543053611E+06 3.4289641997E+06 3.6335351107E+06 3.4949756846E+01 1.3906990277E+02 4.1116780582E+02
2011 01 09 12:00:00 -3.9543053436E+06 3.4289641773E+06 3.6335350978E+06 3.4949756895E+01 1.3906990283E+02 4.1113755046E+02
2011 01 10 12:00:00 -3.9543053486E+06 3.4289641775E+06 3.6335350985E+06 3.4949756880E+01 1.3906990287E+02 4.1114115514E+02

ftpのフォルダを開いて、必要なファイル名を生成して、次々に開いていく。


from urllib import urlopen
import codecs
csvOut = codecs.getwriter('utf-8')(file('gps_data.csv', 'w'))
indexfile = urlopen('ftp://terras.gsi.go.jp/data/coordinates_F3/2011/')
for line in indexfile.readlines():
    filename = line[56:].strip()
    eachfile = urlopen('ftp://terras.gsi.go.jp/data/coordinates_F3/2011/' + filename)
    eachfilelines = eachfile.readlines()
    id = eachfilelines[1]
    for el in eachfilelines[20:-2]:
        csvOut.write(eachfilelines[2].strip() + el.strip() + u'\n')
    eachfile.close()
indexfile.close()
csvOut.close()
得られたファイルをOpenOfficeで開くと以下のようになる。

ファイルがHTMLやXMLの場合はHTMLParserやBeautifulSoupなどを使って解析することになる。

米ジャーナリストの基礎要件

ブルームバーグがData Visualizationのグローバル責任者を募集している。同社はこの部門で弱いということを認識しているようで、手法や枠組み作りから作り直す必要を感じているようだ。

当たり前だが、グラフィックデザインの基本、美的センス、同社の膨大なデータを使いこなす統計的知識が必要で、
  • 5-15年のデータビジュアル化関係での経験
  • 技術・デザイン・アーキテクチャの専門性
  • ナラティブで編集意図を持ったビジュアル化、データ探索のためのインタラクティブなビジュアル化、視角的分析、リアルタイムなビジュアル化を開発した経験
  • webやモバイル端末向けなど、クロスプラットフォームのメディアで働いた経験
が要件らしい。そんな人材、喧嘩して大手をやめた人でもない限り、そうそういるわけがない。
とはいえ、そういう技術がないと失業しかねないほど、アメリカのジャーナリズムの必須技術は変化している。Knight Digital Media Centerが5月15-20日に開くマルチメディア講習会の受講者を募集している。

模擬取材を通してマルチメディア編集を体験するもので、
  • ビデオ撮影と編集
  • 音声付きスライドショー
  • 音声録音と編集
  • 現場レポートの音声トレーニング
  • フォトショップの使い方
  • フラッシュコンテンツのプロディース
を学ぶ。別々の人がやるのではなく、一人で全部こなすのだ。

ニューヨークタイムズ、3月28日から有料化


NYTimesは17日、3月28日からホームページを有料化すると発表した。17日からカナダ向けに有料化登録を開始し、10日間かけて技術的な調整をして、全米および全世界を対象にして完全移行する。
価格体系は以下の通り
契約形態利用可能範囲料金
印刷版(ヘラルドトリビューンを含む)契約すべて
スマートフォン契約nytimes.com+iPhone/Android/Blackberry版15ドル/4週間
タブレット契約nytimes.com + iPad版 + TimesReader20ドル/4週間
オールデジタル契約nytimes.com+iPhone/Android/Blackberry版 + iPad版 + TimesReader35ドル/4週間

肝心のメーター方式については、
  1. 月間20本までは無料(ビデオなどを含む)
  2. トップページや各セクションのトップページはカウントされない
  3. 検索サイトやブログのリンク、FacebookやTwitterからのリンクから訪問する場合は、20本を超えていても閲覧可能
  4. 検索エンジンからの訪問には、別に1日単位でアクセス制限がある(グーグルからは1日5本)
Journalism OnlineのCrovitzは「100億円の増収をもたらすだろう」と楽観視している。
Wall Street Journalと同様、トップページの見出しだけをグーグルの検索窓にコピペして、「検索エンジン経由」にするという手間をかければ、無料で見続けることができるというアドバイスもすでに登場しているが、果たして、そんなことを許すだろうか?

いずれにしてもiPhoneからは契約しないと見られなくなる。

お試し期間は終わった。というより、いままでが異常だった。15年前まで、日本でNYTimesを読めたのは、大きな大学の研究室か、東京の大企業の偉い人だけだったし、それで十分だった。(なにせ年間50万円もしたのだ。大使館に読みに行くという手もあった)。アメリカでさえ、カンザス州やカリフォルニア州にいたら、「NYTクラブ」に入れなかった。ニューヨークに赴任するということは、NYTimesを読めることだと、ある記者が言っていたそうだが、その時代に戻るわけでもない。
日経電子版と同様、この購読料が惜しい人はそもそも読むべきではない。

SNDデジタルニュースデザインコンテスト

ニュースデザイン協会(SND)のBest of Digital Designコンペの入賞作品が発表された。最上位は9月の総会まで発表されないが、2010年時点での最先端が分かる。iPhone/iPadの普及でFlash回避の傾向が表れているという。

いかにもデータ向きという素材を卒業して、思いもよらないテーマをマルチメディア展開している。日本とは別次元にいる。
技術的目新しさはないのだが、印象に残るのはワシントンポストの「facebookに残された出産と死」。

金賞:NYTimesのハイチ地震(とりわけ、発生ニュース対応と品質の両立)

審査員特別賞:
NYT:Lindsey Vonnの滑降金メダル(脅威の3D)
NYT:リベラ投手の投球データ
NYT:メキシコ湾油田事故(脅威の3D)
NPR:他端末展開
Pictory:極めて高品質のコミュニティー参加写真ブログ
ProPublica:失業保険や医療費支払い額などのデータ提供ウェブアプリ

銀賞:
Breaking News部門
NYT:ルージュ選手の死
USAToday:ルージュのスタート位置変更
NYT:南カリフォルニアの野火
NYT:極めて詳細な失業率データ(ご存知、AmandaCox)

ExtendedCoverage部門
NYT:原油漏れ事故の原因
USAToday:ハイチ地震の時系列ニュース

InformationGraphics部門
NYT:超々々々々詳細な国勢調査結果
NYT:あなたならどんな予算を組む?
NYT:グラウンド・ゼロ再建の歩み
News21:ジェリーの小屋 戦争から離れて(すごい)
NorthByNorthwestern:どの学生寮からどの友愛会に
Chronicle of Higher Education:1940年からの地域別大卒者数
ProPublica:人工透析施設案内
LasBegasSun:医療過誤の被害者
NYT:工業生産の推移(米国とOECD諸国)
NPR:共和党内の影響力分析(音声解説)

Innovation部門
銀賞
WashingtonPost:facebookに残された出産と死
NYT:レンタルビデオの人気映画
NYT:ワールドカップ期間中にFacebookで言及された選手
NYT:ワールドカップの試合実況ブログ
NYT:選手のタイム差はこんなにわずか

写真部門
銀賞
NYT:イラク戦争のスライド
Pictory:ニューヨーク
DenverPost:貧困の子供
NPR:アフガン従軍写真(ビデオ)
NYT:写真レンズ(ブログ)
NPR:ロシアのソロベツキー島探訪
NYT:被災地ハイチの大通り(合成写真)

特集部門
News21:国家のエネルギー問題サイト
News21:戦争から離れて
TizianoProject:イラクのクルド人
LivingGalapagos:ガラパゴス島の生活
BerlinerMorgenpost:ベルリンの壁崩壊から20年後(すごいflashサイト)
Council on Foreign Relations:パキスタンの危機
WashingtonPost:戦争のコスト 別人の帰還
NPR:忘れられた船 サイゴン陥落
NYT:タリバンに拘束されて
NPR:第二次大戦の女性パイロット

ビデオ部門
銀賞
GlobeAndMail:ベールの向こう側 アフガンの女性
LosAngelsTimes:ギャング抗争の犠牲者
NYT:ファイナンスの内側
SanJoseMercuryNews:引き裂かれて メキシコ移民の強制送還
Oregonian:カウボーイハットの買い方(コラム風ビデオ)

デザイン刷新
NYT:オピニオンメージ(かっこいい)

NewspaperNextから5年

アメリカ新聞協会の新聞再生プロジェクト、NewspaperNextを担当したアダム・グレンが、「破壊的イノベーション」のクリステンセン教授がガンを克服して再びメディア向けに講演をしたことを報告している。

KDMC:Christensen: News organizations, facing disruptive innovation, must rethink their "job"

クリステンセン教授は「ニュースはコモディティ化してしまった。もはや、収益化するためには、『ユーザーが必要とするときに必要なものを見つけられることを助けること』によってしかない」という。「企業は、顧客がどのように製品をつかっているかについて、例えば、車をオフィス代わりに使っている人がいるような、隠れた側面を考えることが稀であり、それこそが、顧客の最終的な課題を解決するというチャンスが想像以上に大きいことを意味している」「新規ビジネスの失敗は、特定の仕事をどのように処理するかではなく、製品と客層に注目したことによる可能性がある。成功する場合はしばしば、既存ビジネスと衝突することではなく、非消費と戦うことによってである。全く別の客層に対して、全く別のアプリケーションを追求する。過去のデータを単純に未来に投影したり、単純な構造変革だけでは、変革は起きず、企業の見通しについて経営陣と従業員が共通の言葉で考えなければならない」という。

統合編集局が答えになる必然性はなく、「最善なのは、既存組織の中に、別個の、完全に独立したデジタル担当部署を新設することによって、伝統的ビジネスの限界から開放されることだ」と、ハイブリッド製品の失敗例を引いて、主張した。

会議では、クリステンセンが派遣した教え子、クラーク・ギルバートがデゼレット・メディアをどのように新メディアを作ったかを報告。デジタル部門は、親会社(新聞)から離れた場所に別の組織として立ちあげ、人間も分けた。「伝統メディアの人間が関わると、新メディアの不潔さが気になって、伝統メディアの改善に本能的に向かってしまう」からだという。

既存の記者や販売担当は大切な能力を持っているが、「ユーザー作成コンテンツの管理やデザイン、高度なSEOなどの、鍵になる技術を持っている人はいない。同様に広告の直接販売、電話販売、ウェブ受付などのサービスは既存販売担当では構築できない。ハイブリッドな関係はうまくいきそうにない」という。

Journal RegisterのArturo Duranは、同社のデジタル・ファースト戦略を報告。読者の選択するプラットフォームに資源を割り当てるという方法をとり、デジタル読者は1年間で75%、デジタル収入は82%増えたという。

ギルバート氏は「PatchやHuffingtonPostはジャーナリズムではないといって、新聞産業には破壊的イノベーションが及んでいないと考えるのはよせ」と警告。クリステンセン教授も「破壊的イノベーションも顧客にとっては破壊的ではない。彼らは最もいいと思うものを求めるだけだ。このことは認めないといけない」と総括したという。

Census2010のビジュアル化メモ

米国勢調査の結果は驚くべき詳細度で公開されている。
FTPで州ごとに分類され、マイクロソフトアクセスやSASに変換するスクリプトも用意され、いたでりつくせり。CensusBlockという最小調査区分(数百万以上)の行データを全てダウンロードできる。


US. Census bureauのshapefileをここから入手する。コード化の仕様についてはここに文書がある。

TBD:ハイパーローカルの蹉跌

Politicoで大成功をおさめたワシントンDCのメディア一族、Allbritton家が設立したハイパーローカルニュースサイト、TBDで大量解雇を伴うリストラが発表され、アート・エンターテーメント部門を除いて、実質的に閉鎖されることになった。ハイパーローカルに対する期待の先導役(Bellwether、鈴付き先導羊)だったので、あるベンチャーの失敗とは思えないほど反響がある。

TBD:ワシントンの超ローカルニュースサイトが発足

TBDのトラフィックはDC地区の他のテレビ局サイトは上回っていたが、系列のWJLA局がトラフィックから収入を生み出すことができなかった。無料派の頭目、Jeff Jarvisは「会社の失敗である」と強がっているが、Alan Mutterは「ハイパーローカルというのはHopeよりもHype(誇大広告)だった」と結論づけている。

PoynterのRick Edmondsは「早死TBDの6つの教訓」として
  1. ブランドの重要性:TBD(To be determined)というふざけた名前はニュースサイトには向かない
  2. 広告販売が最重要:テレビの広告チームはデジタル広告の専門家ではない。
  3. 必要性があったのか:都市部の住民にローカルニュースのニーズがあるのだろうか?
  4. 大物は必要ない:オンライン編集局に大物編集者は必要がない(ギャラを払う余裕はない)
  5. 大きく生む危険:50人以上の記者で始めるのは危険。
  6. 失敗が早い:3−5年の余裕を見ていたが、最初から軌道を外れた。これは学ぶべきだ。
を挙げている。

コロンビア・ジャーナリズム・レビュー誌には、Jim Brady編集局長のインタビューが出ている。
CJR:Q & A: Jim Brady on the Death of TBD
オンラインジャーナリズムに関して極めて悲観的で、読むと暗然とするので要注意。