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Page One : New York Timesの内幕



Page Oneは、NYTimesの最近2年間の苦闘を同紙のメディア担当記者David Carrを中心に据えて記録したドキュメンタリー映画。今年6月に公開された。なにもかもカッコ良すぎて、90分はあっという間、この映画を見るために生まれてきたの、とおすぎのような言葉しか思い浮かばない。「大統領の陰謀」より出来がいいかもしれない。

内容は、Wikileaks関係やコムキャスト合併、イラク撤兵、トリビューン社のスキャンダルなどのスクープ内幕だけでなく、伝統メディア全般が衰退している背景を説明している。早期退職と、それと対になった解雇の場面にもカメラが同席。「1年は落ちこぼれないようにしようとして、20年も長居しました」という女性編集者のあいさつは胸にせまるものがあった。
ところで、「時々刻々」ってTick-tockの直訳なのか?

アグリゲーションだかキュレーションだか知らんが、パクリサイトNewserの創業者には頭に来た。彼も元記者だったはずで、要するに「どちらに掛けるか」という大勝負の最中なのだろう。
それにしても、監督はなぜ、主人公にDavid Carrという癖のある老記者を選んだのだろうか。(以下のビデオを見ると、監督がDavaid Carrに出会ったことがそもそものきっかけだったらしい)

NHKが今年の放送記念日特集プログラムに採用してくれるといいのだが。以下は、Andrew Rossi監督のインタビュー映像。

Pythonのイテレータ型

Pythonはタプルやリストと、その派生系であるOpenしたファイルオブジェクト、splitしたテキストの結果など、大抵のものがfor....in で使えるので感動的に便利。だが、思わぬことが起きるものだ。


>>> c = (1,2,3)
>>> for i in c:
>>>     print i
>>>(return) 
1
2
3
(もう一度)
>>> for i in c:
>>>     print i
>>>(return)
(何も起きない)
つまり、これらの中には、データベースのカーサに相当するものがあって、リストの何番目がカレントなのか内部で記憶している。だから、2回目は最初から使用済み状態なので何も起きない。
正確には、一度StopIterationの例外を出すと、出し続けるらしい。(Python ライブラリリファレンス
どうやってリセットするのだろう?

Pythonで画像処理

Pythonのライブラリ(PIL)で画像ファイルを扱う例。

import Image
inimage =  Image.open("test.png")
inimage.show()
out = inimage.resize((128, 128))
out.save("test_resized.png")
機能によって、モジュールが異なる。サイズ変更、フォーマット変更だけでなく、直接描くことができる。

import Image, ImageDraw
image = Image.open("test.png")
draw = ImageDraw.Draw(image)
draw.line(((0, 0),(100,100)), fill=128)
image.show()
期待することは何でもできる。たいしたものだ。

クリックするのは馬鹿だけ

統計データの分析で有名なロイターのフェリックス・サーモン記者が、Wiredのゲストコラムに「広告をクリックするのは馬鹿だけだと、広告業界の人間はみんな知っている。それなのになぜクリック率を問題にするのか?」と書いている。

Wired:Felix Salmon: The Future of Online Advertising

正確な統計解釈を評価され、米統計学会の優秀報道賞を受けているサーモン記者は、米オンライン広告のイベントで、広告業界人が抱いている未検証の前提を指摘した。

広告ベースのオンラインメディアは不可避かつ必要なのか?webの登場当初、狭いスクリーンの小さな広告なんて誰も見ないし、スクロールしたら視界から消えてしまうから広告に入り込む余地はないと言っていたではないか。マイクロペイメントは将来実現するチャンスは残っている。それがオンライン広告には大きな危機になる。

SEO業者は何をやっているのか。私はWhitney Meyerなる人から「あなたのブログの記事にこちらのリンクを張ってもらったら1記事あたり50ドル払う」というメールをもらった。頭に来たので、ロイターのトップページにCounterparties.comという名前のセクションを作り、4本のリンクを掲載した。それは、私が推薦する外部記事に直接リンクしている。これが「クリックしたくなる広告」だろう?

広告業界の人間ならだれもが知っている。馬鹿しか広告をクリックしない。なのに、クリック率は何か意味があり、高いクリック率はよい広告だと思っている。これは測定の過誤だ。測定可能なものを、自分が知りたいものだと人間は思いたがる。
(もちろん、これを読んでいる人は馬鹿でなく、読み終わったら広告を踏んでいく知性があるはずだ)

人々は広告を見たくてVogueを買う。Vogueには記事がほとんどない。もし、記事が読みたくて、広告はその周辺にあるから目に入るというのであれば、記事を増やして「目に入る場所」を増やさなければならないが、そんなことは起きていない。読者は広告を見てて、記事を見ているのは(次の広告のヒントを探している)広告主だ。

出版社Gawkerでは、すべての広告をクリックできない画像にすべきだという案があった。クリックや行動追跡が簡単だからという理由だけで、広告業者は広告の力を勘違いしている。ブランド力を上げるためにテレビ広告が有効なのは、CMが豪華で自己完結的で、記事の隣で目を引くようにちゃらちゃらする必要がないからだ。もう一つは、広告はLean-backに相応しいから。

Data Journalism Handbook



Open Knowledge Foundation欧州ジャーナリズムセンターのメンバーが5日と6日、イギリスで開かれたネット技術者の会合、Mozilla Festivalに集い、データジャーナリズムについての初めての教科書、Data Journalism Handbookを書き上げることを決めた。

教科書なき新領域なので、40人を超える第一人者が2日がかりで構成を考えた。英ガーディアンや独ツァイトなどの専門家が章を分担し、どこにデータを入手し、どのようなソフトウエアで処理し、どう掲載するかを、先行例を交えて案内することにした。

日本でもOpenData運動に関心を持つ人はいるが、政府情報公開運動家はDataDumpingに対処する能力がなく、技術系の賛同者は口を開けては「データがない」と嘆いているだけだ。強い胃腸で消化できる誰かが腹をくくって「取り」にいかなければ、公的関心を呼ぶ情報が公開されることは絶対にないだろう。

年内にも初版が公開され、ハンドブックはe-book形式で無料公開される予定。各国のデータジャーナリズムのリーダーばかりなので、新しい課題が試みられるたびに、内容が追加されていく。

誰かが日本語訳を公開してくれるだろうか?

Romeneskoが辞任

米メディア情報の著名ブログ「Romenesko(旧メディアゴシップ)」とスターバックス情報のブログ「Starbucks Gossip」の著者、Jim Romeneskoが10日、雇い主のジャーナリズム教育機関Poynter Instituteを辞任した。

メディア関連ニュースの集積サイトを20年近く続けてきた草分けで、自ら取材する記者ではないが、早朝からニュースサイトとそのインサイダー情報を極めて簡潔にまとめて配信してきた。ここをチェックすれば大きな漏らすことはないという信頼感は抜群だった。

10月末ごろ、コロンビアジャーナリズムレビューのErika Fry記者が、Poynter Instituteのブログにおける引用基準を問い合わせたことをきっかけに、遅くとも2005年から、ソースになった記事を引用符なしてコピペしていたことが判明。Poynter OnlineのディレクターのJulie Moosが指摘したところ、引退予定だったRomeneskoは辞任を申し出、Poynter側が拒絶するという事態に発展した。
Poynter:Questions over Romenesko’s attributions spur changes in writing, editing

問題は引用符が使われていないことではなく、頻繁に使われているからこそ、地の文の大部分がコピペだったことが詐欺的にみえた、ということらしい。週刊誌の特ダネを引用符なしで使用する日本の新聞は絶句するだろう。

Romeneskoの評判は抜群で、厳しすぎるPoynterの判断にErika Fry記者も驚いている。アラン・マターも、「メディア業界はCop on the beat(巡回警察官)を失った」と嘆いている。
Columbia Journalism Review:The Romenesko Saga
REFLECTIONS OF A NEWSOSAUR:Romenesko didn't do anything wrong
Poynter:Jim Romenesko’s departure sparks strong reaction, criticism

NYTimesのAmanda Cox嬢@Eyeo Festival


Amanda Cox - Eyeo Festival 2011 from Eyeo Festival on Vimeo.
6月にミネアポリスで開かれたグラフィックスの祭典「Eyeo Festival」で、NYTimesグラフィックス部門のAmanda Cox嬢が行った講演が公開されている。「NYTimesグラフィックス部を代表して」という立場で、デジタルコンテンツの制作過程を紹介。内容は見れば分かる。
嬢は、10月にロードアイランドで開かれた可視化研究者の総会「VisWeek2011」でも、締めの講演を担当して、業界からモテモテである。会いたいものだ。 Processingの開発者、Ben Fryもバージョン2.0の内容を紹介している。
Ben Fry & Casey Reas - Eyeo Festival 2011 from Eyeo Festival on Vimeo.
欧州の有名デジタルデザイナー、Moritz StefanerはOECDランキングの舞台裏を紹介。
Moritz Stefaner - Eyeo Festival 2011 from Eyeo Festival on Vimeo.
ドイツのAaron Koblinは最先端実験を紹介。
Aaron Koblin - Eyeo Festival 2011 from Eyeo Festival on Vimeo.

球面上の三角形の面積

球面上の三角形の面積は、内角の和が180度より大きくなる「球面過剰」で計算できる。驚愕!

E = α + β + γ - π
(仏Albert Girardの定理)

Simon Antoine Jean L'Huilierの定理によると、各辺の長さをa,b,c、その合計を2s=a+b+cとすると


ちなみにヘロンの公式(平面の場合)は
a,b,c(ラジアン表示)は、要するに、半径1の球面上の2点間の距離だから、Haversineの法則により、2点(経度φ、緯度ψ)、r=1だとすると、


もっと簡単な公式もあるようだが、これ以上展開するとOpenOfficeMathが悲鳴をあげる。
こんなものを微分しようとしていたなんて。

マネー・ボールの基盤

マネー・ボール」は、アスレチックスのジェネラルマネージャー、ビリー・ビーンを描いた映画だ。

貧乏球団を強くするため、野球をデータで分析するセイバーメトリックスを導入した。NHKやTBSが時々、プロ野球中継で「2アウトで外野にヒットが出たときに2塁走者が本塁に突入する比率」などのデータを紹介する時があるが、そのような複雑な分析を可能にする詳細なデータ収集を行って、野球の常識を覆した。
(セイバーメトリックスは「アメリカ野球学会のデータ基準」という意味)

プロスポーツのデータ収集を行う会社は、当然ながらメディア企業と関係が深い。

アメリカの大手「Stats」は、マードックのNews社とAP通信が出資して作った。4大スポーツだけでなく、F1やPGAゴルフのデータを配信する。メディアだけでなく、チームや選手、データ好きな個人(観戦中に使えるアプリなど)にデータを販売している。 

日本では、怪しい話で有名なインデックスの「データスタジアム株式会社」がデータを収集している。テレビだけでなく、ヤフーの1球速報から日刊スポーツのプロ野球速報アプリ、PSの野球ゲームの基礎データまで請け負っている。現在は博報堂や米STATS、テレビ東京などが出資。Jリーグの公式データ収集も受託している。 

NYTimesは2010年6月に「クローザーの王様、リベラ」というNYT Magazine向けの記事に強烈な動画を配信した。いかに傑出した変化球とコントロールを併せ持つのかを解説するため、リベラの2009年のすべての球筋を3Dで再現したのだ。 
当然だが、編集局独力ですべてを制作したわけではなく、リベラの動作のアニメには、ニューヨーク大学Movementラボがモーションキャプチャーで協力(NYTimesが投球ビデオを提供し、NYUが3Dアニメデータを作った)、データ分析にComplete Game Consultingというコンサルティング会社が協力している。日本と比べて驚くべきことは、運動部記者がこんな企画に関わっていることだ(テキストを書いただけかもしれないが)。
NYTimes : How Mariano Rivera Dominates Hitters

日本でも、Baseball Labのようなサイトがあり、セイバーメトリックスの視点で野球を分析する人はいる。ただ、統計学の専門家などなので、「出塁率の有意性検定」などをしないではいられないようで、この興味深い新領域の敷居を上げてしまっている。アスリートの偉業を讃える記事といえば「汗と根性」が大半を占める日本において、はたして「クローザーの王様」のようなコンテンツは生まれるだろうか?

アンディー・ルーニーが死去



アンディー・ルーニーが4日死去した。92歳。

CBS60ミニッツの最後に放映される「ルーニーとあと数分」というテレビコラムで有名だった。
あのスタイルは1964年から始まり、とぼけた語り口と凝った編集がいかにもアメリカ的だった。コラムとはテレビでもできるのだということは肝に銘じておかねばならない。
結局33年間、1097本のテレビコラムに出演した。番組の本だけでなく、トリビューン系列で新聞コラムも書いていて、昔読んだものだ(英語が比較的易しかったので)。

徴兵後、軍の新聞、スターズアンドストライプス紙で初めて記者になり、ドイツ空爆や強制収容所を従軍取材し、反戦主義であったことを恥じたという。アート・バックウォルドと同様、あの底抜けのユーモアには戦争の陰があった。

CSB News:Andy Rooney's best pieces

ミラノの巨大アーケード


ミラノで一番インパクトがあったのは、「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」という絶対に覚えられない長さの名前のアーケードだ。ミラノの2大観光地、ドゥオーモ(大聖堂)とスカラ座(オペラ劇場)を繋ぐ商店街を覆っている。

1877年完成。東京ディズニーランドのアーケードのモデルになったらしい。
巨大ドームの直下にある十字路の四隅には、プラダ本店とグッチ、ルイヴィトン、そしてマクドナルドがある。恐らくミラノ最高の家賃を払うのは、超高級ブランドとファストフードだというのは衝撃だ。都市再開発で家賃が上がると、世界中どこでも同じような店が入って個性を失うのは、そこで高収益を上げる企業が非常に限られているからだということがよく分かる。

アーケードの手前にあるドゥオーモ(大聖堂)のある広場は、100年前とほとんど変わっていない。ミラノ司教区は世界最多の信者を抱える。お布施も多ければ、こんな奇天烈な建物も作れるはずだ。

スカラ座は、アーケードの反対側、ブレラ美術館へ行く小道の入り口にある。世界最高のオペラ劇場は、気づかずに通り過ぎるほど小さく、(シーズン前だったので)華やかさが全くない。もっとも、スカラ座の権威は、建物ではなく、世界で一番辛辣な観客によって確立したのだが。

姉妹都市フィレンツェ

トスカーナ州の州都、フィレンツェは、京都市と姉妹都市協定(Patti di gemellaggio)、岐阜市と友好都市協定(Pati di amicizia)を結んでいる。何かの間違いかと思ったが、岐阜空襲があった7月9日には、連帯のメッセージを送っている。
09/07/2011 Anniversario del bombardamento di Gifu, il suono della Martinella simbolo della solidarietà di Firenze Il presidente del Consiglio Giani invia un messaggio di vicinanza alla città giapponese: “I fiorentini non dimenticano. Da 32 anni la nostra città testimonia così la sua amicizia”
Il Presidente del Consiglio Comunale Eugenio Giani ha inviato questa mattina un messaggio di grande solidarietà e vicinanza in occasione dell'anniversario del bombardamento della città di Gifu in Giappone.
“Gifu è città amica di Firenze, Firenze che ha sempre ricordato l'anniversario del 9 di luglio con il suono della Martinella di Palazzo Vecchio, ed è volontà di questa amministrazione in rappresentanza di tutta la città testimoniare che i fiorentini non dimenticano” ha dichiarato il presidente Giani.
Firenze è città amica di Gifu da 32 anni e ogni 9 luglio riemerge il motivo di condivisione del dolore per il bombardamento che devastò l’antica città giapponese.

アルノ川沿いのウフィツィ美術館は、もともとフィレンツェ政府の統合庁舎だったものなので、観光客の列がなければ(そんなことはありえないが)、オフィスビルだと思って通り過ぎてしまうかもしれない。
メディチ家最後の相続人が「広く一般に公開する」ことを条件にトスカーナ政府に寄付したものだが、各ギャラリー10ユーロの入場料はちょっと高いんじゃないか?

美術館の隣にあるヴェッキオ宮殿前には、ダビデ像のコピーがある。数あるダビデ像のレプリカのなかでも、このダビデ像が別格なのは、本来の場所(シニョーリア広場)に置かれているからだ。

ミケランジェロは、ロレンツォ・デ・メディチに育てられたが、ダビデ像はメディチ家追放後の共和国政府に依頼されたもので、独裁と戦う自由の女神のような意味がある。

それほど見事だとは思えないが、世界中の彫刻家が、ミケランジェロの「大理石に閉じ込められた人を掘り出すのだ」という名文句を原型にして、殺し文句のレプリカを作っている。

ダビデ像の近くには、「三代目」だったロレンツォを激烈に批判したサヴォナローラが、短い神権政治の後に処刑された場所がある。

ドミニコ派修道士で、美術品から宝飾品、鏡、楽器にゲームを「虚栄の焼却」で焼いてしまった馬鹿野郎。予言者気取りで教皇まで批判したため破門され、シニョーリア広場の、美術品と同じ場所で2人の側近とともに焼かれた。
観光客は彫刻を見上げるばかりで、プレートに目を留めることはない。

欧州のData Journalism

EUのOpen Data情報公開運動の進展と歩調を合わせて、欧州のメインストリームメディアもデータジャーナリズムの領域に進出し始めている。

スペインの「Medialab Prado」は、マドリッド市議会芸術部主催のデジタルコンテンツ関連プログラム(2007年)で、インタラクティブ、データ可視化、マルチメディアコンテンツの創作活動を追求している。名前の通り、プラド美術館の近くにある。
6月には、世界中から一線級の開発者、デザイナーを招いて、「Visualizar」という3週間のデータ可視化ワークショップを開いた。
講師はMITセンサーシティ研のDietmar Offenhuber、Document IconのAmber Frid-Jimenez、Infomation AestheticsのAndrew Vande Moereら。参加者の旅費も負担する力の入れようだ。

Information aesthetics:Visualizar'11: a 3-Week Data Visualization Project Development Workshop

世界最高水準のグラフィックスチームを持つエル・パイス紙は、グラフィック欄だけでなく、データの技術的な分析を行う世論調査ブログ「Metorscopia」を持っている。

組織化や教育という点では、アングロサクソンの方が遥かに先を進んでいる。オランダ教育科学省の支援を受けている「Data Driven Journalism」は、9月にEuroHack Competitionというコンテストを開いた。EUの政府支出データを、与えられてから24時間で分析しグラフィック化するという極めて実践的なものだ。
現在、欧米のパイオニアを集めて「データ・ジャーナリズム・ハンドブック」を制作している。

ドイツも実践的で、ブログ「Digitaler Wandel」はインタラクティブ選挙地図の作成記録や、デジタル取材に必要な装備、ソフトウエアの紹介などをしている。Marcus Böschと Steffen Leidelのブログ「lab」も、マルチメディアコンテンツの挑戦を公開している。
新聞では、ツァイト紙がzeit:Open Data Blogを開始、グラフィックスの実践だけでなく、各国のOpen Data、Open Government運動を紹介している。ドイツらしく、何でも仕事が徹底している。


イタリアでは今週、データポータルサイトのdati.gov.itAppsForItalyというデータ利用コンテストが始まり、官民でOpenData運動が進んでいる。
経済紙「il Sore 24」がOpen Data Blogを開始し、主に経済データの可視化などを試みている。
Open Knowledge Foundation Blog:Open Data, Italy has awoken

フランスが見当たらないのは、公的データの商業利用が進んでいるため、データ公開が進んでいないかららしい。(たとえば、フランスのGISデータ=地図は買うしかない)
European Public Sector Information Platform:Open data in France: the state of play